植え付けを乗り越えたジャボチカバ

キューポッシュフレンズ ベル-Belle-
Cu-poche friends Belle, KOTOBUKIYA

9月30日。
この日，ジャボチカバの苗はバーミキュライトの苗床での最後の日を迎えた。

4月9日に入手した種を2ヶ月間水に漬け，6月7日に播種。
7月13日に3本の発芽を確認。
ジャボチカバは多胚で1個の種から何本も芽吹くのだ。
こんな種は初めてでびっくりした。

最終的には7本発芽。
9月30日まで育ち続けたのは最初に発芽した3本のみだった。

2024-09-30

初日から一番大きかった芽が圧倒的な元気さ。
本来はこの芽だけを残して間引くのだろう。
だが残りの2本も頑張って新芽を出していて，私は見捨てられなかった。

10月1日，意を決して植え付けを決行。
洋ランの土をベースに自己流でジャボチカバ用に調整した土を用い，
本命の一番大きい子はできるだけ根を崩さぬよう気をつけて新しい鉢へ。

残りの2本は根元を押さえてすっと引き抜き，一緒に植え付けた。
根っこが一度丸裸にされてしまったのでかなりストレスだろう。
頑張れ！

2024-10-01

新しい環境に映されたジャボチカバたちは，沈黙して頑張っていた。
地上の変化はなくても枯れる様子はなく，
おそらく根っこを張ることに全力を注いでいるのだろうと思った。
そして1ヶ月後の11月1日。
一番大きかった苗と，一番小さかった苗の2本から新芽！
新芽が出たところで植え替えになった1本だけはまだ辛そうだが枯れる様子はない。
何と嬉しかったことか。この子たちはやっぱり頑張っていたのだ。

2024-11-01

そして12月1日。
特別大きくなったりもしていないが，新しい葉っぱは順調に立派になっている。

2024-12-01

無事に冬を乗り越えてもらえるようにお世話しよう！


ジャボチカバ