ピュアニーモ用ヘッド(フレッシュ)ホワイト:アイペイントドール
pureneemo head fresh, painted eyes doll
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10月末の帰省のとき,鞠花さん。
熊本市電の終点にある商店街。
昔はこんなアーケードは無かった。そしてもっと賑わっていた。
昭和の頃,この商店街では夏の「1」がつく日は夜市が開かれて,とても楽しみだった。
通りの端から端まで出店が出て,ゴムのヨーヨーだの玩具の指輪だのを買ってもらったりした。
年末は各々の店先に露店が並び,しめ縄や門松,ブリや野菜などのお正月用品を売っていた。
人をかき分けて歩くほどの大混雑で,母の後ろを必死でついて歩いた。
今の風景が現実なら,あれは夢だったのだろうかと疑いたくなる。
よく行った本屋さんも閉店になり,
本当に良くお世話になった時計屋さんも今年いっぱいで閉店だと知った。
そうか70年。私が生まれる前からあったお店だったんだ。寂しいな。
人が減っていくという現実が帰省するとよくわかる。
東京の風景だけ見ていては決して分からないと思う。
逆もまたしかりだろう。
東京は活気があって,どちらを向いても人が歩いている。
大勢の人の仕事と暮らしがあって,観光客も多い。
インフラは整い,街路樹も花壇も綺麗に整備されている。
私は東京の風景を見て,あぁお金があるんだなぁと思う。
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