2026年3月20日金曜日

あの頃の暮らし

豊島区郷土資料館の企画展「ノスタルジック豊島」を見に行ってきた。
(何故カーディガンがめくれていることに気づかないの>私!)

ノスタルジックな品々が見られるとなると,足を運んでみたくなってしまう。
子供の頃によく知っていた品々はとっくに世界から消えてしまったので,
こういう機会に懐かしんで,昔の記憶を呼び起こしてみたくなる。

この企画展は小学校の郷土学習に対応して毎年やっている展示の一環だそうで,
今年度は高校の授業にまで対応できる衣食住の移り変わりと,
豊島区の農業で使われた道具の紹介という2部構成になっていた。

前半の展示では学校の歴史や豊島区の学校で着用された制服の紹介もあった。
なかなか素敵な展示だったが撮影禁止。残念だった。
女子教育に使われたという「裁縫雛形」も興味深かった。
製作時間を短くするために小さな衣服を作って練習するのだ。
1/3ドール服って感じ。


「昭和100年」記念に再現された,昭和30〜40年代の一般家庭をイメージした四畳半の和室。
昭和30年代後半に生まれた私が幼い頃見ていたのは,正にこんな世界だった。

鏡台に置かれた化粧道具。
母の嫁入り道具の鏡台はこれとそっくりだったし,
おしろいのコンパクトもこんな感じだった。

『ひみつのアッコちゃん』が持っていたコンパクトもこんなだった。


棚の中のキューピーさん。
フランス国旗のようなリボンを頭に結び,前髪がちょっとリアルだ。

棚の硝子や金具が美しい。

こんなラジオも,どの家庭にもあったと思う。
テレビは白黒テレビだった。




御殿飾りの雛人形は江戸時代発祥。
明治・大正時代に京都を中心に関西で人気を博したらしい。
屋根がないタイプの御殿は,大和絵の「吹抜屋台」手法に似ていたため,
『源氏物語絵巻』になぞらえて「源氏枠」と呼ばれているそうだ。

(『源氏物語絵巻』
 12世紀(平安後期)に制作された『源氏物語』を絵画化した現存最古の絵巻。)

関東では西洋の右上位文化を取り入れて,向かって左に男雛,右に女雛が主流だが,
この展示は御殿飾りで平安時代の宮中を再現しているため,
古典式の並び順,向かって右に男雛になっているとのこと。



別の場所には,明治時代からの炊飯道具やアイロン,
湯たんぽやカイロなどの生活用品展示もあった。


常設展や小さいながらもミュージアムショップもあり,
無料で見られる資料館だが,時間をかけて楽しめたと思う。

雑司が谷の鬼子母神で授与されている「すすきみみずく」の展示もあった。


鬼子母神で見かけたけれど,風が吹いていてまともに撮れなかったのだ。
ここならちゃんと撮れる! かわいい!


復刻版初代リカ<NO.11793A>
First Licca doll (Liccachan Castle)

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