カンブリアモンスターミニモデル バージェスシリーズ
Cambrian Creatures Mini Model -burgess series-
Cambrian Creatures Mini Model -burgess series-
ハルキゲニアのフィギュアが欲しかった。
せっかくなので,カンブリアの海を代表する生物アノマロカリスも一緒に買ってみた。
他のラインナップはカナダスピス,オパビニア,オレノイデス,ピカイア,マルレラ,ウィワクシア。
どの子もめっちゃ面白いよね。できれば全種類欲しい!という欲が…。
しかし我慢我慢。そんなに沢山いても世話できないでしょ。
Favorite|カンブリアモンスターミニモデルセット|手のひらに広がる太古の世界
このシリーズの総合監修は徳川広和さんと大路樹生さん。
調べてみると,徳川さんは恐竜・古生物復元模型作家。
国内外の博物館のフィギュア原型製作等を手掛けておられる有名な方らしい。
大路さんは,古生物学が専門で名古屋市科学館の館長,名古屋大学博物館の特任教授。
カンブリア紀やエディアカラ紀方面の学術的なプロだ。
要するに,玩具とはいえ,プロが監修した本格的な古生物の模型と思って良いだろう。
それが玩具として簡単に入手できるって,何とありがたい時代だろうか。
フィギュアの台紙はディスプレイ用背景台紙になっており,裏には生物の説明が書かれている。
専門家が監修しているため,説明もきちんとしたものだ。
Anomalocaris アノマロカリス
三葉虫などを襲って食べる「古代の海の王者」と考えられており、捕食動物には欠かせないとされる高い視力を持っていた事も明らかにされている。同じアノマロカリス属の他の種では足の存在が認められるなど、その生態・姿については今もなお議論の尽きない生物である。
名前の由来 奇妙なエビ
分類 ラディオドンタ目/アノマロカリス科
サイズ 全長約60cm
学名(記載者) Anomalocaris canadensis (Whiteaves)
口がなかなかキモイ(褒め言葉)!
Hallucigenia ハルキゲニア
発見された当初は上下逆に復元されるほど正体不明の生物であったが、後に中国の澄江生物群から近縁種が発見され現在の姿で復元された。細長い胴体から7対の細い肢が伸び、上側に防御用の長い棘が突き出していた。近年の研究で一対の眼と歯のある口が確認され、かつて考えられていたような奇妙な生物ではないことがわかってきた。
名前の由来 幻覚から生まれたもの
分類 スクレロニコフォラ目/ハルキゲニア科
サイズ 約3cm
学名(記載者) Hallucigenia sparsa (Conway Morris)
フィギュアでは再現されていないが,後ろの7対の足の先には鉤爪がある。
底生性の動物で,鉤爪を使って固い表面の場所も登ることができ,
カイメン(ヴァウヒア)の体を登って捕食したり,腐肉をあさったりしていたようだ。
それにしても,ハルキゲニアが生息していたのはカンブリア紀中期。
ざっくり5億年前なのだ。
そんな太古の生物の目や歯まで確認できるって,現代の技術すごすぎる!
カンブリアの海を分かる限り正確に再現したアニメとか作られないかなぁ。

無事に引っ越し、終了です。今日、荷物が届くので、整理完了がいつになるか、不明ですが。道中、雪に遭わなくて、よかった。ちょっと、ゆっくりします。
返信削除アノマロカリス、孫が大好きなヤツです。ほかにもいっぱい、いますけど。なかなか、出会う名前では、ないので、なんとなく、うれしく?なりました。ばぁばは、覚えてついていくのに、必死です。
のんちゃん お引っ越しお疲れ様でした。本当に体を休めてくださいね。
削除今年は私が引っ越し>< 現在色々調査中です。お互い引っ越しが多い人生ではありますが疲れますよね。だんだん年も取るし。
お孫さん古代生物に興味があるなんて素敵です! 子供が好きなのは大抵恐竜なのに,アノマロカリスとは! 私も嬉しくなりました。アノマロカリスはカンブリア爆発の王者です^^!