2025年1月4日土曜日

谷中富士

CAPSULE DOLL VOL.2
カプセルドール VOL.2 朱

本郷追分にて。これから谷根千方面へ向かう。


久しぶりにお出かけに連れ出した朱月さん。
「美人だ!」(美狐?)と感心したのだった。


谷中富士。
私がこの近所に住んでいた頃(10年くらい前)は,公開されていなかった。
その後整備されて,こんな誰もがお参りできる場所になったようだ。

谷中のヒマラヤ杉のすぐ裏手にある。
そのため,ここを知って以来ヒマラヤ杉とセットで必ず訪れる。



全体像。
箱庭のようで可愛い。



立派な説明版もあるし,スタンプもある。
行事なんかもあるようだ。


谷中富士の説明版には下記のように記されている。
「富士」と「冨士」が混在していて分かりにくかった。
表記揺れなのかマジ混在している世界なのか?

説明に出て来る「千寿庵」が分からなくて検索したけれど,
飲食店しか出てこなかったぁ。。。


日本人は古くより富士山を崇拝してきましたが、江戸時代に入ると「冨士講」という、富士山を登拝する信仰組織ができ、江戸を中心として各地に富士塚が作られました。
黒ボクと呼ばれる富士山の溶岩を置き、大きなものは富士山を象り、浅間神社を祀り、富士詣でができるようにしたのです。

ここはお寺に挟まれた三角地で、江戸時代の地図にも「谷中村分」とあり富士塚や井戸もあったことから、人々の集まる処だったことが窺えます。

千寿庵の庵主は長年、書画や富士講、富士塚など江戸の文化を研究して来ましたが、この昭和初期の長屋を修繕するにあたり、敷地内に古い小さな富士塚があることを知り、深い縁を感じました。
そこで、北口本宮冨士浅間大社宮司 上文司厚様より、「谷中冨士」という名前をいただき、皆様がお参りできるように周りを整備いたしました。

富士塚を拝む方向に富士山があります。どうぞお参りください。


塚の石は富士山の溶岩なのね。
谷中らしい細い路地だ。


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