2025年1月20日月曜日

誠に時は金なり過ぎる

1/6アイリスコレクトプチ みら/ものくろーむ!ろまんてぃか(Black ver.)
Iris Collect Petit Mira/Monokuromu! Romantica (Black Ver. )


昨秋の黒い服のみらちゃん。
黒い服は色移り対策が面倒だし埃が目立つ。
でも,みらの瞳に黒はよく似合う。




このところ立て続けに生と死について考える機会があった。
本当は日常にありふれている死について語る『死の瞬間』という本。
アニメ『鋼の錬金術師』に出て来る不老不死を求める人々。

「人生は終わりがあるから意義深い」とか「命が永遠なら退屈で地獄だろう」とか,
「限りがあるから活力が生まれ頑張れる」とか,よく聞くのは不老不死否定論だ。
これらはもっともらしく聞こえるし,多くに賛同を得られそうな意見だと思う。

しかし,現在不老不死は夢物語で,それを経験した人はいない。
私は本当に退屈かどうかは人によるだろうし,経験してみないとわからないなと思っている。
今のところやりたいことも読みたい本も山のように残して死ぬしかないので,
不老不死とは言わずとも,もしも終わりを気にせず生きられるのなら,
どれくらい生きれば退屈するかを知ってみたいと思うし,
世界が変わっていく様子を眺めるだけでも当分は興味が尽きない気がする。

人間が不老不死になろうとも世界は不変にはならないだろうから。
体はなくてもかまわない,草薙素子のようにネットの中に意識があるだけでもいいなと思う。
それもあまりにも沢山見れば飽き飽きし,退屈でどうでもよくなるかもしれない。
でも100年でそうなるか1000年でそうなるか。
あるいは1万年見ても意外と変化が大きくて退屈しないのか。
想像で結論を出すのは難しい。

SF『順列都市』ではバーチャルの世界で7000年が経過した世界が描かれていた。
予想だにしないものが生まれていたし,そんなこともあるだろう。
『順列都市』は難しくて一度読んだくらいでは私の理解は追いつけなかった。
再読したいが人生が短すぎるのでその暇をとれずにいるのだ。


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