Symbol Licca doll 2000
台風21号,アジア名チェービー(Jebi=燕,韓国語)が関西を直撃した午後。
東京でも普通の台風並みに風が強く外出は控えるべきだったのだが,どうしても外せない用事で秋葉原へ行かねばならず,用事が終わった後,少しばかりリカ写真を撮って帰宅した。
上の写真はインスタから。帰宅間際にガンダムカフェ前の広場にて。
この日はヨドバシの上階で用事だったので,用事を済ませた後ヨドバシのリカちゃん売り場に寄ってみた。かなり久々。
等身大…って言うのか,1/1サイズって言うのか,とにかく人間の大きさのリカちゃんがいた。
実は等身大のお人形って,私は「すごいなー」とは思っても「かわいいなー」と思うことがほぼないのだが,このリカはけっこう可愛いかもと思った。
でも髪がボサボサで可愛そう。
遊びに来た子供たちが触っていくからかな? だとしたら,愛されて遊んでもらった勲章だから仕方がないかな。
LD-08 ミニオン だいすきリカちゃん
これ可愛いと思う。リカはもう増やさない予定だけど心揺れる。
ヨドバシを出てアゾンへ向かう途中,電気街口改札を出たあたり。
こっちはうちのリカちゃん。やっぱうちの子は可愛いね。
アトレをバックに。
この頃は既に台風で大阪は大変な状況で,私はTwitterを見ながら辛かったのだが,ここはいつもと何も変わらない雰囲気だった。
アゾンにてリプーさん。
ハロウィン・コスチュームのヴェルさんが可愛すぎ。
ピコライリちゃん。背景の食玩が素敵。
お人形たちで心の栄養を補給して帰途につく。兵站?は重要です。
帰る間際のリカ撮影。AKBカフェ方面。
風の合間を縫って。
台風が近づくといつも読みたくなる本がある。
『銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ』(大原まり子)。
初めて読んだ日から30年。それから30年ずっと,台風の度に読みたくなって,たまに読み返す。
何故台風か? よくわからないが,たぶん台風の尋常ではない雰囲気がこの本を思い出させる。
短編集だが,最後の2話『有楽町のカフェーで』と『薄幸の町で』の雰囲気がたまらなく懐かしく郷愁に駆られる。
そして,1984年の終末で生き生きとしていたうっちゃんとサヨコに会いたくなる。
ねぇ,うっちゃん,1984年,こちらの世界はけっこう平穏に終わったよ。
かなり久しぶりに読み返してみた今年。
若い頃に読んだ本を,時を経て再び読み返すと,自分の変化が分かって面白い。
私の世界は1984年に終末を迎えたりしなかったけれど,2018年,何となくジョージ・オーウェルが書いた1984年を凌駕するディストピアになっている気がする。
そこにもここにも,ビッグブラザーがいるよね。
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