2026年1月2日金曜日

干支フィギュアの鏡餅

今年の鏡餅。
以前からお気に入りだった干支フィギュアつき鏡餅を見かけなくなってしまい,
ここ3年,卯年以来鏡餅難民になっていた。
今年は酉年と戌年に買ったのと同じデザイナーさんの午を見つけたのでこれにしてみた。


酉や戌もそうだったが,この干支フィギュアは蜜柑付きが特徴。
鏡餅だから「蜜柑」ではなく「橙」かな。


子供の頃は「蜜柑」と呼んで,親に「ダイダイ」と訂正されたものだ。
何年も実がついたまま落ちない代々の縁起を担ぐ果実なのだ。
鏡餅やしめ飾りには欠かせないアイテムだったが,
だんだん蜜柑で代用されるようになっていった気がする。



今年は「丙午」だ。
私は前回の丙午より数年早く生まれたので,
60年前,1966年(昭和41年)の丙午の子供が如何に少なかったかをよく覚えている。

まず,1966年に「丙午だから」という言葉をよく聞いた。
幼児の私でさえも覚えているほどだ。
「ひのえうまって何?」と母に尋ね,
「丙午の女の子はとても強いって迷信があるのよ」と教えてもらった。
小学校では,明らかにその学年だけクラスの数が少なかった。

1966年は,出生数が前年比25.4%減だったそうだ。
江戸時代に生まれた迷信で,
1906年(明治39年)や1846年(弘化3年)にも出生率低下が認められるとのこと。
丙午の女性は気性が激しく,夫を食い殺すとか夫の寿命を縮めると言われたらしい。

「丙=火の兄」であり,
午は「真夏」「南」「正午」という太陽が一番高い状態を象徴するため火の性質を持つ。
このため丙午は「火」の勢いが非常に強い干支とされ,「気性が激しい」というイメージに繋がった。
放火事件で有名な「八百屋お七」が丙午生まれだったとの俗説も生まれ,
丙午の女性のイメージが強化されたとも言われているらしい。
不思議なのは女性だけが丙と午の影響を受けた気性になること。
男性は丙午に生まれても影響を受けない理由でもあるのだろうか。

調べてみると,男性にとって「強さ」は美徳とされたため,
丙午の強い陽の気も,男性の場合は「強運・出世」と歓迎される要素になったらしい。
陰陽道において「男=陽・女=陰」であるため,男性が丙午で陽の性質を持つのは良いこと。
だが,本来は陰の性質を持つ女性が陽の性質を持つのは自然の摂理に反するというわけだ。

どちらにしろ凄まじく迷信なわけだが,1966年には人の行動を変える程の効力があったのだ。
現代の子育て世代は,こんな迷信を気にしない人が多いのでは?と思うがどうなのだろう。


ちょこると けいおん!「中野 梓」 塗装済完成品
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