パンダのニュース,私には「意味わからん!」と思うことばかりだ。
好きな皆さんを否定するわけではないが,私にはパンダの可愛さが分からない。
見かけは熊だし熊は怖い。動きももっさりしすぎてイラッとくる。
レッサーパンダの方が100倍可愛いと思う。
でもジャイアントパンダの人気は圧倒的っぽい。何故?
中国にレンタル料金を払ってまで日本で飼育する意味もわからない。
そして,日本の動物園が精魂込めてお世話して生まれた子供まで中国のもの?
それを「返還」? 全く意味分からない。日本で生まれたなら日本の子では?
見たい人の長蛇の列も不思議でならない。そこまで?
でも先日,朝日新聞の世論調査を見てちょっと腑に落ちた。
「パンダ再来日で中国に働きかけは必要ない70%」とのことだ。
朝日新聞の調査でこの結果なのか,なるほど。
パンダが好きな人たちがいるのは分かるし,その方々が惜しみ悲しむのも分かる。
でもそういう意見ばかりが報道されていたというわけか。
私も必要ないと思うし,レンタル料金払うくらいなら,
それを使って他の動物の研究や保護活動に力を入れてほしいな。
ところで,このパンダのバッジは1973年頃に親に買ってもらったものだ。
その頃のパンダブームはもの凄いものだった。
1972年10月,日中国交正常化を記念して中国から贈られたカンカンとランラン。
上野動物園は大騒ぎだったし,こういったグッズも売れまくっていた。
当然,小学生だった私も欲しがって親に買ってもらったというわけだ。
私は1973年8月に上野動物園でランランとカンカンを見た。
炎天下を動物園の門の外から何十分も並んで待って,
パンダの前では「立ち止まらないでください!」と流れるように歩かされた。
分厚い硝子の向こうのパンダは見えたか見えないか分からないまま通り過ぎるしかなかった。
とても楽しみにしていたのに,暑さで体力は限界,パンダはそれらしい姿が一瞬見えた程度。
何一つ面白くなくて二度と見なくて良いと思った。
私の「パンダなんてどうでもいい」はこの日に作られた価値観なのだろう。
「客寄せパンダ」という言葉ができたのもこの頃だったと思う。
あと私がよく覚えているのは子供向けの「パンダがなんだ」という歌。
調べてみると『ひらけ!ポンキッキ』の歌らしい。
パンダの人気を羨ましがる他の動物たちの面白おかしいパンチの効いた歌だった。
どちらにしても話題に事欠かないパンダなのだなと思う。
日本初のパンダフィーバーの落とし子であるこのバッジは,
何となく捨てられず手元にある。
実はこの子のことは可愛いと思っている。
『Fate/Grand Order』 ぷちりっつ マスター/女主人公(バンダイホビー):カスタム
Petitrits Master/Female Protagonist (Plastic model) : customized
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