今日のみんつくさん,ちょっとふんわりとした雰囲気で出てきてもらいました。
復活祭は,キリスト教の教会暦の中でも最大のお祝い事。
カトリックやプロテスタントでは,春分後の満月の後の最初の日曜日に祝われます。
東方正教会ではユリウス日に従って決めているようです。
今年は9日が満月だったので,今日がイースターになりました。
イースターもクリスマス同様,土着の祭りをキリスト教が取り入れたものなので,
名前も古代ゲルマン人の春の女神エオストレ(Eastre)が由来だし,
卵だのウサギだのキリスト教と関係ないものが色々出てきて面白いです。
多産なウサギはエオストレの象徴,明るい色を塗った卵は太陽の象徴。
今では「イースターの朝にウサギが卵を運んでくる」という,わけの分からないことになってしまって,これまた面白いです。
赤い卵はロシア土産,あとは,数年前に自作したイースターエッグです。
卵の殻に穴を空けて中身をストローで吹き出し,
卵の表面を和紙で強化し,デコパージュしたり絵を描いたりして飾ります。
秋~冬に作ったので,絵柄がぜんぜん春らしくないのが難点です(^^;。
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わーっ、ステキだなぁ・・・コレが手作り!!すごいです~
返信削除外国のお話読んでてもイマイチピンとこなかったんですが、復活祭ってそういう意味だったんですね!!勉強になります~
ところで卵の中身はどうなっているのでしょうか?
>まりぞうさん
返信削除復活祭,イエス・キリストが甦るお祝いなのに卵やウサギはキリスト教とは関係なさそうだし,何なのかと思いますよね。
この卵を作るときに「そういえば何?」と思って調べたらこういうことでした。
卵ですが,ストローで中身を吹き出して空洞にしたあと(強く吹くと中身はピュッ!と出てきます),よく水洗いして乾かし,表面に和紙を貼り付けます。
だからこの状態は中身は空。すごく軽いんですよ。
和紙を何重にも貼り重ねると,落ちても凹んだり割れたりしない丈夫な卵になります。
ヨーロッパの土産物屋で見掛けたイースター・エッグは,木彫りで卵の形に仕上げてありました。
しかし,絵心がなくて困りました(^^;。