「おきあがりこぼし」って,底が円くて重りが入っていて,倒したら起き上がる玩具を指す普通名詞かと思っていました。でも本当は福島県会津地方に伝わる郷土玩具だったのですね。
生まれてこの方,福島県とは全く縁が無かったので知りませんでした。昨年末,この子をお土産にもらって初めて知りました。
まるで震災を忘れるなとも言いたげに,1ヶ月目の11日夕刻から余震が多発。
一度治った地震酔いも復活しました。
2ヶ月前の私なら,震度3なんて大した地震ではないと思ったことでしょう。
今は震度1でも大したことある地震だと言い切ります。
揺れが長いこと,頻繁であること,これが怖さと不安の原因になり,平衡感覚を蝕む。
大阪府で阪神淡路大震災を経験したときには,ここまでの怖さはわかりませんでした。
心も身体も元気だった。
あの時は一年後になっても余震を感じていたのに,地震酔いにはならなかった。
今より17歳若かったからではない,揺れの性質が違うことを感じます。
この子の故郷は揺れている。東京なんかと比較にならないほど酷く。
七転び八起きの起き上がり小法師たち,揺れている街を,どうかどうか守ってください…。
會津とらぞう|飯盛山・白虎隊
★
なんだかすんごいインパクトのある形と色と表情の物体で、一瞬「な、何!?」と思ってしまいました。
返信削除うおー、すんごいデザイン!
でもずっと見てると味が出てきます。
地震酔い、私も本震があった日から3週間近くなってました。
やっと治ったなぁと思ってたのに、余震がちょこちょこ続くと復活しますね、あれ。
常に足元が揺れてるような、前後左右上下にやたら引っ張られるようにフラフラしてしまう。
自分の脳みそだけぐるぐる回転してるような感覚でした。
ずっと立ちくらみ状態なので階段で落ちそうになるし、寝れないし。
高層マンションなんかだともっと症状が酷くて、目が回りすぎて吐き気がしっぱなしだとか。
余震、いつまであるのか…。
一年は続くものだと言われてますが、せめて被災地の震度5や6とかはいいかげんやめて欲しいです。
>すけさん
返信削除私も袋をあけてこれを見たとき「何だこれ!」と思いました。
「おきあがりこぼし」で Wikipediaにも項目があって,正しくこれの写真が載っていまして,これが本家?だったのだと知り,びっくりでした。
でもよく見ていると味があって幸せな気分になります。
11日からの余震は酷かったですね。3月の本震直後みたいに頻繁で,また減ってきたけど地震酔いは治りません。
そもそも三半規管が弱くて3月・4月って目眩になりやすい季節なのに;;
我が家は3階なのでマシですが,首都圏は高層ビルやマンションが多いから,みんな大変だと思います。うちの夫も地震以降吐き気で食事に苦労していますよ。
本当に震度5とか6はもう止めて欲しいですね。もう一生分の地震を体験したからお終いとかできればいいのにと思います><